エリアガイド
埼玉
世界的大都市・東京の北隣にあたる埼玉県は、大きく5つのエリア -秩父・西部・東部・中央・北部- に分けられます。日本で一番広い平野に位置する都市部から、それを見下ろす美しい自然豊かな山地や丘陵エリアまで、それぞれエリアごとに特色があり、個性豊かな魅力に満ちています。
秩父エリア
秩父地域は都心から特急で約80分。東京近郊にもかかわらず、山々に囲まれ豊かな自然が広がる県内屈指の景勝地です。秩父のシンボル「武甲山」の麓に広がる秩父盆地を清流が潤し、渓流美を誇る長瀞渓谷を形成しています。独特な祭や文化、歴史ある多くの寺社仏閣、四季それぞれにアウトドア・アクティビティも楽しめます。
西部エリア
埼玉を代表する観光地、江戸時代の街並を今に残す有名な川越からテーマパーク、日本最大級のポップカルチャーの発信拠点、世界遺産に登録される和紙を生産する山里まで、多彩なスポットが集まるエリア。三大銘茶の一つ狭山茶や伝統的な農法で生産される有機野菜でもでも世界の注目を集めています。
北部エリア
利根川、荒川の二大河川に挟まれ豊かな水と肥沃な土壌に恵まれ、遠く秩父山地望む自然豊かなエリア。春は越生梅林、冬は神川町の冬桜など美しい自然はもちろん、大小さまざまな酒蔵巡りも楽しみです。また古代から絹織物の生産が盛んであったことから、昔ながらの養蚕農家や施設を見ることもできます。
中央エリア
東北・上越など新幹線5路線が乗り入れる東日本の交通の中心といえる大宮駅を中心に広がる都市部には高層ビルやデパートが立ち並びます。一方、発展し続ける地域でもありながら、世界の愛好家から熱い視線を集める大宮盆栽村や鉄道博物館、2,000年以上の歴史を持つ武蔵一宮氷川神社など必見のスポットも多い。
東部エリア
東京・浅草からアクセスのよい埼玉東部には、「首都圏外郭放水路」やアニメ「クレヨンしんちゃん」の舞台で知られる春日部市や、手焼き煎餅で有名な草加市などがあります。このエリアには江戸時代の幹線道路・五街道のひとつ「日光街道」の宿場町として栄えた当時の面影が今も残っています。