小川町和紙体験学習センター
本格派和紙作り体験はじめました。
小川町和紙体験学習センターは、ユネスコ重要無形文化遺産に登録された 「細川紙」に代表される小川和紙の技術を見ることができる貴重な施設です。ここは1936年に建てられた歴史的な建物で和紙を研究するために作られた施設で、職人や一般の方々が和紙作りを学習・研鑽する場です。
特徴は、木(和紙の原料となる楮)の皮を剥がし、井戸水で丁寧に洗う作業から紙になるまでの製造工程を見学したり、説明を受けることができます。見学に来られた方には紙漉き体験なども実施しており、経験豊富なスタッフが丁寧に指導し、初心者でも安心して参加できるプログラムが用意されています。
本格的に学びたい方は4日間コースも用意されています。
※体験には予約が必要です。
紙すき体験は、経験豊富な職人が丁寧に指導し、参加者が和紙作りの基本技術を学ぶことができます。自分の手で和紙を作り上げた感動を味わうことができます。
展示室では、ユネスコ重要無形文化遺産に登録された 「細川紙」の歴史について見学することができます。注目ポイントは、埼玉の和紙がルーブル美術館や大英博物館の収蔵品、日本の仏像の修復で活用されているということです。日本の和紙が世界で認められていることが驚きですよね。製法や和紙の原材料である植物繊維やその加工方法についても学ぶことができ、和紙が使われている作品も展示されています。
和紙の原材料は楮(こうぞ)の皮です。小川町和紙体験学習センターでは、収穫の季節になると、職人たちが木の皮を手作業で剥いだり、洗ったりする様子を見ることができます。楮の皮を煮沸してその繊維を柔らかくする工程など、紙漉きの手前の重要な工程も見学することができます。
住所
〒355-0321 埼玉県比企郡小川町小川226
アクセス情報
東武東上線・JR八高線「小川町駅」下車 徒歩10分
電話番号
0493-72-7262
営業時間
9:00~16:00
定休日・休業日
火曜日
利用料金
≪入門コース≫
【Aコース】
料金:1,500円(原材料は地元産楮のみ)
内容:無地楮紙 5枚(試験紙版33cm×45cm)
備考:完成品は後日お渡しになります(郵送料別途)
【Bコース】
料金:1,000円(原材料は地元産楮+パルプ)
内容:ハガキ 8枚(折り紙等による装飾可能)
備考:完成品は後日お渡しになります(郵送料別途)
≪本格体験コース≫
【1日コース】
料金:5,000円
内容:座学(原料説明など)、無地楮紙 5枚、カズヒキ作業、鉄板乾燥など(原材料は地元産楮のみを使用しています。)
備考:完成品は当日お持ち帰りになれます。
少数のお申込みの場合、他のお申込みの方とご一緒に体験して頂くことがございます。
【4日間コース】
料金:20,000円(原則3人以上で催行)
内容:座学(原料説明など)、無地楮紙 数枚、大判(2尺×3尺)2枚、一連の楮準備作業、鉄板乾燥など
駐車場情報
有(大型バス不可)
この体験が含まれる観光ルート
小川町文化探訪
5-8H
埼玉県小川町の魅力を心ゆくまで楽しめる贅沢なルートです。受け継がれる文化を訪れ体験し、地元ならではのグルメを堪能、伝統的な和紙製品の魅力に触れることで、小川町の魅力を欲張りに味わうことができます。 小川町駅南側市街地は江戸時代には町の中心として繁栄し、その面影を残す町屋、洋館、蔵などの建物が現存しており、「埼玉県歴史のみち景観モデル地区」に選定されています。
豊かな緑と良質な水が生み出す産業、和紙と酒造り
5-8H
小川町は池袋駅から電車で約70分、川越からは約40分で行くことのできる埼玉北西部の穴場観光スポット。 豊かな山里の自然に囲まれて、日本有数の良質な地下天然水が採取される土地です。 「和紙のふるさと小川町」としてユネスコ重要無形文化遺産には「細川紙の技術」が登録されており、またその良質な水を使用した酒造りも盛んで、酒どころとしての一面もあります。 このコースでは、「小川町和紙体験学習センター」で和紙の技術を見学し、町内の酒蔵の一つ「松岡醸造」で見学と試飲を楽しむことができます。