大正レトロ須崎旅館での秩父銘仙着付け体験
experiences
一周回って新しい、着物のカタチ
秩父の織物は、崇神天皇の時代(約2000年前)に、住民に養蚕と織物の技術を伝えたことが起源とされています。当初は庶民の衣服として、また頑丈なものは武士にも重宝されていたそうです。その後、捺染技術の開発により華やかなデザインとなり、「秩父銘仙」と呼ばれ女性の間で手軽なおしゃれ着として大正から昭和初期にかけて全国的な人気を誇るようになりました。 当時は養蚕業などを含めると市民の約七割が織物関係の仕事に関わっていたと言われ、 まさに秩父地域の基幹産業でした。
そんな歴史ある、多くの人々の思いがこもった産業も生産者が減る中、ここ須崎旅館では伝統工芸を多くの方にお楽しみいただけるよう着付け体験を行っております。
秩父銘仙は、上質な絹糸と熟練した職人技で生み出された美しい意匠と風合いが魅力です。2013年に国の伝統的工芸品に指定されました。
着付けはお手伝いがあるので、銘仙着物を手軽に着てみる事ができます。着用後は記念撮影もでき、銘仙着物の繊細な模様や色彩の美しさを堪能できます。また、銘仙を着たままで、歴史ある小鹿野町の街並みの散策や十輪寺の参拝も可能です。いつもとは違う自分に出会える楽しさを感じられることでしょう。
着付け体験の後は、地元の季節の和菓子と抹茶やコーヒーを楽しんでいただく事も可能です。(オプション+800円~)
【須崎旅館】
明治40年創業、117年続く大正レトロな老舗旅館。
地元の名産をふんだんに使った料理、美容効果抜群の温泉、ほんのりと狭山茶の香る客室が魅力です。
宿泊プランに関しては、こちらをご参照ください。
⇒https://www.suzaki-ryokan.com/
基本情報
時間・料金
定休日
要確認
料金
銘仙の着付け:2,500円~
アクセス
駐車場
無料。20台収容可能。
その他
備考
着付け、和菓子ともに前日の18時までに予約が必要です