秩父の酒を旅する

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秩父の酒を旅する
秩父エリア フード&ドリンク 歴史的関心

緑豊かな山々と流れる川に囲まれたひっそりと佇む小さな町には、伝統に裏打ちされた記述を駆使して、人びとを楽しませる日本酒、ワイン、ウイスキー、ビール造りに情熱を傾ける人たちがいます。 空気が美しく、水は爽やか。 そんな自然と伝統が融合する奇跡的な場所、秩父へようこそ!

東京から秩父へはとても簡単に行くことができます。西武新宿駅から西武秩父駅までの特急「ラビュー」の座席を予約してください。 この電車は約1時間に1回運行しているので、たくさんの選択肢があります。 列車に乗り込んだら、80分間の旅で、街並みから日本の伝統的な建物が点在する山間の田園地帯まで、移り変わる景色をゆっくりと楽しみましょう。

駅に到着したら、まずは秩父神社へ。この極彩色の社殿を持つ神社には2100年の歴史があります。本殿の鎖でつながれた龍、虎の家族、知恵のフクロウ、陽気な三猿の4体の彫刻は見逃せません。神社を出る前に、ぜひ「水みくじ」を購入して見てください。このおみくじは、水に浸さないと見ることができないユニークなものです。

武甲酒造

次に向かうのは、西武秩父駅から徒歩15分の「武甲酒造」。宝暦3年(1753年)の創業以来、260年の歴史を誇る伝統ある酒蔵です。築200年を超える秩父最古の建物で、建物自体が登録有形文化財。武甲酒造では、伝統的な手法で最高品質の酒を手造りしているのです。酒造りの工程を学び、すべてを間近で体験できる。
見学ツアーのスタートは店頭から。様々な味の日本酒や季節限定の酒など、訪れるたびに新しい発見があります。店内を一通り見て回ったら、仕込みの水を汲み上げる井戸を見ましょう。武甲山のミネラル豊富な水は蔵に引き入れられています。手作業で仕込みを続ける様子を見学し、日本酒と酒造りについて学んだら、楽しみな試飲です。数種類の日本酒を試飲することができ、好みに合わせて最適な日本酒を勧めてくれます。
武甲酒造は数々の賞を受賞していて、 厳選された最高級の酒から日常的に楽しめるものまで、それぞれの機会にぴったりのものが見つかるはずです。

兎田ワイナリー

今度は秩父のワイナリーに移動してみましょう。最高品質のブドウだけが並ぶブドウ畑を散策し、最後に好みのワインをいくつか試飲してみましょう。
兎田ワイナリーは、100%地元産のブドウでワインを造っており、赤ワイン「雪」は2020年埼玉県新商品大賞を受賞した。このワイナリーは、ブドウ、イチゴ、ブルーベリーを栽培する農園がたくさんある「フルーツ街道」の近くにあります。ワイナリーに隣接してレストランがあり、ワインを試飲したり、食事と一緒にグラスワインを楽しむこともできます。
秩父名物の豚カツ丼「わらじかつ丼」と、美味しい兎田の赤ワインを合わせてみてはいかがでしょうか。

秩父の街並み

秩父は「秩父銘仙」と呼ばれる独特の絹織物でも有名で、町を歩けば絹織物と出会うことができます。秩父銘仙は1900年代初頭に広く知られるようになり、色も豊富で、無地、縞、柄の3種類があります。この伝統的な絹織物やその作り方についてもっと知りたい、実際に作ってみたいという方は、ぜひ秩父銘仙館にお立ち寄りください。
武甲酒造に近い秩父ふるさと館では、工芸品を作ったり、地元で作られた商品を手に入れたり、レンタル着物を着たりして散歩することができます。建物は1920年代にまでさかのぼり、登録有形文化財に指定されています。

バー チェ・アリー/Te Airigh

次の目的地はウイスキー愛好家のパラダイス、パブリック・バー・テ・アイリ(発音は「チェリー」に似ている)。ここには世界中から集められた700種類以上のウイスキーと、イチローズモルトや限定品、レアなボトルを含む50種類もの地元秩父のウイスキーが数多く揃っています
また、テ・アイリーはパティシエと提携し、ウイスキーにぴったりのデザートを作っているのです。季節のフルーツやチョコレートとウイスキーを使ったケーキは、季節の移り変わりを表現しています。

ハイランダーイン秩父

今回の旅の最後は、日本の伝統的な建物を利用した英国スタイルのパブ、ハイランダーイン秩父です。 フィッシュアンドチップスやシェパーズパイを楽しみながら、秩父特産のウイスキーでくつろいでください。 メニューには、本物のスコットランド料理を含めてさまざまな料理が揃っています。内部には畳の部屋、小さな中庭、ウイスキーセラーの「蔵バー」があります。足を踏み入れる部屋ごとに雰囲気が変わり、旅にさらなる魅力を加えてくれるでしょう。

秩父を離れる前に

西武秩父駅に隣接する「祭りの湯」へ、是非、立ち寄りましょう。日本の祭りの雰囲気をイメージして設計された温泉施設です。
温泉だけでなく、フードコート、ショップなども揃っています。温泉には露天風呂やリラクゼーションセンターもあります。
フードコートでは、地元のお祭りの雰囲気をそのままに、そばやうどん、ホルモン、ジェラート、みそポテトなど、地元の名物料理を味わうことができます。
売店では、秩父銘仙の絹織物、日本酒を使ったフェイスマスクや化粧品、色とりどりのチョコレートやフルーツゼリー、様々な種類のお酒など、秩父ならではの商品がたくさん並んでいます。

秩父は自然に囲まれ、一年中自然の素晴らしさを満喫できる秩父。 このエリアにはたくさんの酒屋、ショップやパブがあり、リラックスして日本酒等、色々な酒の味と出会うことができます。季節ごとに、微妙な味の違いを楽しみながら、いろいろな店で酒の味を楽しんでみてください。自分にぴったりの味を探しに秩父を訪れてみませんか。

<Links>

秩父乾杯共和国 Chichibu Kanpai Republic (available in Japanese only – contains many pictures)

https://www.chichibu-omotenashi.com/kanpai/

秩父文化の紹介 An Introduction to Culture in Chichibu

https://en.chocotabi-saitama.jp/ichioshi/model_c/bunkazai/chichibu/

秩父の記事 Chichibu Highlights

https://en.chocotabi-saitama.jp/magazine?area%5B%5D=chichibu#magazine_list

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