狭山茶-お茶摘み体験の旅にでてみませんか
features

更新日:2025.09.10


一度はお茶摘み体験をしてみたいと思ったことはありませんか?
そんなあたなにぴったりの体験が東京のすぐ側にあります!
日本のお茶の歴史は、1200年以上前にさかのぼると言われています。
抹茶の鮮やかな緑色や、玉露の濃い緑と繊細な甘み、そして番茶に期待される健康効果など、お茶にはさまざまな種類と特徴があることをご存知の方も多いでしょう。
でも、そのお茶が多くの人に親しまれる完璧な一杯になるまでに、茶葉がどのように育てられ、加工されているかを考えたことはありますか?
これまでに日本を旅したことのある人なら、電車の窓からまっすぐに並んだ茶畑が広がる風景を目にしたことがあるかもしれません。
丁寧に手入れされた美しい緑の茶畑の列は、日本の美しい田園風景を象徴するものとしてよく知られていますが、実はこのような景色は東京近郊でも見ることができ、さらには自分の手で茶葉を摘んで加工する体験もできるのです。


東京・新宿駅から電車で約1時間の場所にある埼玉県の狭山では、お茶摘みという特別な体験が楽しめます。
狭山茶は、川越で育てられていた茶の木が起源とされており、埼玉県では江戸時代中期(1603~1868年)に栽培が盛んになったと言われています。
もともとお茶の木は温暖な気候で育てられていたため、寒さに弱いのです。
狭山地域では、寒冷な気候にも適応できるよう、遺伝子組み換え技術を使って新しい茶の品種が開発されました。
長い間、寒い地域で育てられた茶葉を使ってお茶が作られてきました。
これらの茶葉は、形よりも風味のほうが重視されています。
埼玉県で、茶葉の青々とした葉に囲まれながら、摘み立て・淹れたてのお茶の味わいと、日本のさわやかな気候をぜひお楽しみください。


宮野園(狭山市)
5月から10月にかけては、緑茶づくりに使われる茶の木に新芽が見られます。
ここでは、自然の中で家族や友達とゆったりとした一日を過ごしながら、お茶について学んだり、伝統的なお茶摘み体験や抹茶のイベントなどにも参加できます。
〈お茶摘み体験〉
宮野園に到着したら、お店で受付を済ませて、お茶摘み体験に来たことを伝えてください。
その後は、お茶摘み用の伝統衣装に着替えましょう。
この衣装は、鮮やかな赤い襟のついた軽やかな着物に、色鮮やかな帯、さらに虫刺されや日焼けを防ぐための腕宛てと脚絆で構成されています。
この衣装は服の上から着用し、スタッフが着付けをお手伝いします。
伝統衣装に着替え終わったら、再び前庭に戻って茶の木について学び、おいしいお茶を淹れるのに最適な茶葉の見分け方を教わりましょう。


茶葉を集めるための竹かごを受け取り、茶畑へと歩いて行きましょう。
お茶を摘む人が常に茶葉に近い位置で作業できるように、畝は狭く作られているため、横向きで入る必要があります。
庭を歩きながら、かごをいっぱいにするために最適な茶葉を探す時間を楽しみましょう。
茶葉が十分に集まったら、乾燥の工程に入ります。
まずは、冷たい水で茶葉を洗い、汚れや不純物を取り除きましょう。
お茶摘み体験をより楽しんでいただくために、簡単で手軽な方法で茶葉を仕上げていきます。
次に、用意されたビニール袋に茶葉を入れ、電子レンジで短時間加熱します。(もちろん、伝統的な方法で茶葉を仕上げる場合は、ビニール袋や電子レンジは使いません。)
加熱が終わったら茶葉を取り出し、神で軽く水けをとります。
その後、再度電子レンジで加熱し、。茶葉を手で優しく揉んで砕きます。
この工程は何度か繰り返す必要がありますが、加熱するたびに茶葉の香りが少しずつ立ち上り、まるで淹れたての緑茶のような香ばしさへと変化していきます。
また、乾いた茶葉を手のひらで揉むと、「パリパリ」としたはっきりとした音が感じられるようになります。
茶師の承認を受けたあとは、伝統的な作法にそってお茶の淹れ方を少し学び、ご自身の手で仕上げたお茶の味わいをお楽しみいただけます。


仕上げた茶葉が余った場合は、お持ち帰りいただき、ご自宅でもお楽しみいただけます。
お茶摘み体験の締めくくりとして、てんぷらにした茶葉を、砕いた茶葉と塩を添えてお楽しみいただけます。
宮野園をお帰りになる前に、ぜひお店で販売されている様々な種類のお茶を見て回ってください。
狭山茶風味のユニークなお菓子やコーラのほか、急須やお土産用の茶筒も販売しています。
宮野園-お茶摘み体験-
期間:5月上旬から11月上旬まで
料金:1,500円~
時間:10:00~、13:30~(各1時間半程度)
※体験は屋外で行われるため、悪天候などにより中止となる場合があります。
※完全予約制です。
※料金や営業時間は変更となる場合がありますので、詳細と最新情報は公式サイトにてご確認ください。
電話番号:04-2959-9676
住所:埼玉県狭山市北入曽25-2
アクセス:①西武新宿線入曽駅から徒歩30分
②西武新宿線狭山市駅東口から狭山台南経由佐山団地行きバス狭山台南バス停下車徒歩約10分


新井園本店-カフェ武蔵利休-(所沢市)
ぜひ新井園本店のカフェに立ち寄って、様々な美味しい緑茶スイーツやドリンクをお試しください。
もう少ししっかり食べたい方には、緑茶風味の蕎麦もあります。
ここは、くつろぎながら日本の伝統文化の味わいを楽しむのにぴったりの場所です。
季節限定や数量限定の商品を含む、さまざまなお茶と、それに合うお菓子も販売されています。
営業時間:11:00から17:30(ラストオーダー 17:00)
定休日:毎週水曜日
電話番号:04-2941-3399
住所:埼玉県所沢市小手指町1-15-5
アクセス:西武池袋線小手指駅北口から徒歩3分


さやまちゃ塾(入間市、狭山市、所沢市)
さやま茶塾では、様々なコースが用意されており、英語での対応も可能です。
本サイトに掲載されている動画(英語字幕付)もぜひご覧ください。
狭山の職人によって丁寧に作られたお茶を、より美味しく楽しむためのコツをご紹介しています。
美味しいお茶の淹れ方ビデオ
URL: https://www.sayamagreenteaschool.com/video
さやまちゃ塾の紹介
URL: https://www.sayamagreenteaschool.com
TEL:
E-mail: info@sayamagreenteaschool.com

浅見園(狭山市)
浅見園では、伝統的な茶摘みの衣装を着てお茶摘みを体験しながら、ゆったりとした時間をお楽しみいただけます。
居心地のいいお店をお探しなら、ここがぴったりです。

周辺の見どころ
入間市博物館ALIT(入間市)
ここはお茶をテーマとした博物館です。狭山茶やお茶の歴史・文化、入間市の自然や歴史など、様々なテーマについて学べる充実した資料をご用意しています。
広々とした庭園内には、茶室や林、レストラン、芝生の広場があります。
ひと休みするのにぴったりの場所です。


茶工房 比留間園
もしお茶摘み体験だけでは物足りないと感じたら、茶工房比留間園へ足を運んでみてください。
2020年に行われたJapanese tea selection Parisにて、「花蜜香ほうじ茶 かろやか」が、その他部門でグランプリを受賞しました。
長年にわたり比留間園のお茶は数々の賞を受賞しており、ご自身や大切な人への贈り物選びもお手伝いします。
TEL: 0120-51-4188
E-mail: hirumaen@ictv.ne.jp
緑茶を飲むことによる多くの健康効果について、血圧を下げること、虫歯の予防、がん予防、栄養素の吸収を助けることなど、豊富な情報が数多くあります。
日本にいる間に、緑茶の力を活用して健康を保つ方法について学ぶいい機会をぜひ活かしてみてください。


埼玉は東京のすぐ隣にあり、緑茶を通して日本の心と文化に触れることができます。
伝統的なお茶会に参加し、お茶にまつわる繊細な作法を学ぶこともできます。