小川町文化探訪
埼玉県小川町の魅力を心ゆくまで楽しめる贅沢なルートです。受け継がれる文化を訪れ体験し、地元ならではのグルメを堪能、伝統的な和紙製品の魅力に触れることで、小川町の魅力を欲張りに味わうことができます。 小川町駅南側市街地は江戸時代には町の中心として繁栄し、その面影を残す町屋、洋館、蔵などの建物が現存しており、「埼玉県歴史のみち景観モデル地区」に選定されています。
Start
池袋駅(9:00発)
約90分 [小川町駅より東武東上線普通・急行75分→徒歩10分]
10:30~10:40
明治時代の足跡を訪ねる
田中家長屋:歴史と暮らしが詰まった建物
田中家長屋は、庶民の暮らしぶり等を伝える貴重な建物です。明治時代前期に建てられたと推定され、町場を支えた人々の生活の一端を今に伝える建物です。木造の2階建て建築物で、鉄板葺きの屋根が特徴です。建築面積は188平方メートルで、その美しさは現代にも色褪せることなく受け継がれています。この建物は2021年2月4日に有形文化財として登録されています。
徒歩10分
10:50~11:20
125年前の歴史をつなぐ古民家
明治中期に建てられた玉成舎はもともとは養蚕技術を伝えていく施設として栄え、小川町にとても大きな影響を及ぼしました歴史的建造物です。その役目を終え民家として利用され続けていましたが、2016年に老朽化の影響を受けて取り壊すことになってしまいました。町のランドマークでもあることから、様々な方の力をリノベーションされました。現在はオーガニックメニューが特徴のレストランや、ワイナリー、雑貨店が入る、人々の憩いの場として生まれ変わりました。
徒歩5分
11:25~12:00
本格派和紙作り体験はじめました。
小川町和紙体験学習センター
小川町和紙体験学習センターは、ユネスコ重要無形文化遺産に登録された 「細川紙」に代表される小川和紙の技術を見ることができる貴重な施設です。ここは1936年に建てられた歴史的な建物で和紙を研究するために作られた施設で、職人や一般の方々が和紙作りを学習・研鑽する場です。 特徴は、木(和紙の原料となる楮)の皮を剥がし、井戸水で丁寧に洗う作業から紙になるまでの製造工程を見学したり、説明を受けることができます。見学に来られた方には紙漉き体験なども実施しており、経験豊富なスタッフが丁寧に指導し、初心者でも安心して参加できるプログラムが用意されています。 本格的に学びたい方は4日間コースも用意されています。 ※体験には予約が必要です。
徒歩10分
12:10~12:30
100年の歴史が詰まった石蔵「NESTo」
築100年の石蔵をリノベーションして生まれたコワーキング空間。その見どころは、一面の大谷石、樹齢100年の一本杉のテーブル、自然をいかした空間が特徴的です。「“働く・憩う・集う”が有機的に交わる」をコンセプトとしており、建築物としての面白さと循環型社会に取り組む小川町のこれからが詰まった施設です。
徒歩10分
12:40~13:40
日本の美食と自然が調和する至福の空間
割烹二葉
宮内庁の全国郷土料理調査において定められた、五大銘飯の一つとして知られる「忠七飯」味わうことができます。美しい庭園も併設されており、自然の中で食事を楽しむことができます。 割烹二葉は日本の食文化と自然を満喫できる素晴らしい場所。本館は大規模な数寄屋建築で、敷地内の茶室「六六亭」とともに国の登録有形文化財に指定されています。
徒歩10分
13:50~14:10
伝統的な技術と美しさが織り成す和紙製品の専門店
門倉和紙店
小川町にある門倉商店は、和紙製品の専門店として知られています。ここでは、伝統的な和紙製品が数多く販売されており、その美しさと高品質さが評判を呼んでいます。門倉商店では、地元の職人によって手作りされた和紙製品を豊富に取り揃えており、その中には伝統的な和紙や和紙雑貨、美しい和紙の工芸品などがあります。
徒歩5分
14:15~14:45
三代目清水屋小川町駅前店
小川町駅からも看板が見える、おからドーナツのお店です。40種類以上のおからドーナツは、外はサクサク、中はもっちりとした味わい!当店で豆腐を造る時に出来るおからと豆乳を使用しているので、ヘルシーで美味しいが評判のお店です。もちろん、豆腐工房店で作りたての豆腐や五目がんもどき等、人気の商品も駅前店で購入出来ます。その他、ソフトクリームやおからドーナツパフェ、焙煎コーヒー、豆乳ラテ等、1階、2階のイートインをご利用して頂きゆっくりとお召し上がり頂けます。
徒歩5分
14:50~15:05
小川町の魅力と旅行者をつなぐ窓口
小川町観光案内所「むすびめ」
小川町観光案内所は、小川町観光案内所は、「外(観光客、移住者)と、内(小川町)をつなぐ場所。過去(歴史)と現在、未来をつなぐ場所。結んだ芽が大きく育つこと」を祈って「むすびめ」という名が付きました。地元情報やイベント情報だけでなく、お土産や地元で採れた有機野菜の販売・移住サポート・ワークショップの開催など、街の魅力発信の拠点となっています。建物は約90年前の建築を活用しています。
約75分 [小川町駅より東武東上線普通・急行75分]
Goal
池袋駅(16:30)