四萬部寺
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四萬部寺は、秩父札所三十四ヵ所のうち第一札所です。
本堂(観音堂)は1697年に建てられ、埼玉県有形文化財に指定されています。
本堂正面の欄間には、地獄の世界と極楽の世界を刻した地獄・極楽の図も見どころです。
本堂の中へ入ると、おたすけ観音様が安置されています。あらゆる悩み、あらゆる苦しみをおたすけくださるとして、大勢の人々に信仰されています。
毎年8月24日に本堂右手の「施食殿」で伝統行事が行われ、秩父の僧侶が宗旨を問わず参集し、多くの人で賑わいます。
さいたま市の「玉蔵院の大施餓鬼」、杉戸町の「永福寺の道場施餓鬼」と並ぶ、関東三大施餓鬼のひとつとしても有名です。