ポンポン山

sightseeing

吉見町田甲の高負彦根(たかおひこね)神社の境内裏には、見晴らしのよい岩山があります。この山の中腹に登って足を踏み鳴らすと、ポンポンといい音がします。 そこには、こんな言い伝えが残っています。 その昔、ある長者が財宝の隠し場所を捜していました。長者はある日、高負彦根神社に詣で、「いちばんいい財宝の隠し場所を教えてください」とお伺いをたてました。すると神様のお告げがあり、「この岩山に埋めろ。私が守ってやろう」というものでした。そこで長者は大変安心して、財宝をこの山に埋めたそうです。今では、こうした話の名残として、岩山はポンポン山と呼ばれており、山には神霊がいるといわれています。

基本情報

所在地
比企郡吉見町大字田甲1949-4
TEL
0493-54-5027
FAX
0493-54-4200

時間・料金

料金
無料

アクセス

公共交通機関
東武東上線「東松山駅」よりタクシー15分
関越道「東松山IC」より20分
駐車場
無料

地図

近くのスポット

八丁湖
八丁湖

吉見町には丘陵の裾に人工的な沼が点在していますが、これらは水田耕作のために造られた溜め池です。八丁湖もこうした人工的な沼で、その面積は約52,000平方メートルです。「八」という数字は末広がりで、「多い」と言う意味で使われることがあり、また八を重ねると語呂が良いというところから「八百八町」「八百八橋」という言葉が生まれました。八丁湖も古くは「八丁八反の沼」と呼ばれていましたが、実際の面積は「八丁八反」ではないので、こうした例と同じものと考えることができます。

安楽寺(吉見観音)
安楽寺(吉見観音)

岩殿山安楽寺は坂東11番の札所で古くから吉見観音の名で親しまれてきました。本尊は聖観世音菩薩で、吉見観音縁起によると、今から約1200年前に行基菩薩がこの地に観世音菩薩の像を彫って岩窟に納めたことが始まりとしています。毎年6月18日は「厄除け朝観音御開帳」が行われ、この日は古くから「厄除け団子」が売られています。現在でも、6月18日は安楽寺の長い参道に出店が立ち並び、深夜2時ごろから早朝にかけて大変な賑わいとなります。

コスモスアリーナふきあげ周辺
コスモスアリーナふきあげ周辺

荒川堤沿いに広がる約1000万本・約8.8haのコスモス畑で、コスモスが一面に広がる花畑からは、秩父連山や富士山も望めます。コスモスの見頃は10月中下旬ですが、5月にはポピーも咲き広がります。10月中旬のコスモスフェスティバルではステージイベントのほか、模擬店やコスモスの摘み取り体験などが行われています。

吉見百穴
吉見百穴

吉見百穴は古墳時代の末期(6世紀末~7世紀末)に造られた横穴墓で、大正12年に国の史跡に指定されました。 吉見町を代表する史跡で、現在確認できる横穴の数は219基あります。 各横穴は玄室・羨道の2部分からなり、その一部には天然記念物のヒカリゴケも自生している。

松山城跡
松山城跡

松山城跡は、比企丘陵の先端に築かれた北武蔵地方屈指の平山城で、大正14年に県指定史跡となりました。平成20年には、すでに国指定であった菅谷館跡(嵐山町)に、杉山城跡(嵐山町)、小倉城跡(ときがわ町・嵐山町・小川町)とともに加わり、比企城館跡群として国指定史跡となります。城の周囲は市野川が形成した低湿地帯が広がり天然の要害を形成しています。

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